2020年6月13日土曜日

ガイドライン

西村経済再生担当大臣と東京都の小池知事は10日夜会談し、クラブなど接待を伴う飲食店での感染対策をまとめました。

対策はPCR検査の積極的な実施や、保健師の増員などによる保健所の体制強化のほか、ガイドラインの徹底を事業者に求め、利用者にも、守っていない店を控えるよう呼びかけることが柱となっています。

政府としては東京都などと連携して対策を実行して、二次感染の防止を図る方針です。

一方で政府は、緊張感をもって状況を注視するとしていますが、重症者が少なく医療提供体制は確保されているとして、緊急事態宣言を再び出す状況にないという姿勢を変えていません。


政府は厳密なガイドラインを遵守するように要請している。




接待伴う飲食店など 感染防止へガイドライン公表 経済再生相
2020年6月13日 13時59分

東京都内で夜の繁華街を中心に、新型コロナウイルスの新たな感染者の確認が相次ぐ中、西村経済再生担当大臣は接待を伴う飲食店などでの感染防止を図るためのガイドラインを公表しました。





西村経済再生担当大臣は13日の記者会見で、これまでに、いわゆるクラスターが発生した、接待を伴うクラブやナイトクラブ、ライブハウスの3つの業種で感染防止を図るための具体策をまとめたガイドラインを公表しました。

それによりますと、共通の対策として、
▽人と人との距離をできるだけ2メートル、最低1メートル確保すること、
▽テーブルやカウンターへのアクリル板の設置、
▽客や従業員へのマスクやフェイスシールドなどの着用に努めるとしています。

また、
▽客に名前や連絡先の記入を求め、当面の間、保存するとしています。


ライブハウスでは、出演者と客との距離をなるべく2メートル確保し、できない場合は、飛まつが拡散しないよう対策を講じるほか、オンラインでのチケット販売やキャッシュレス決済を推奨するなどとしています。

西村大臣は「今回の感染拡大の防止策は、自分たちの従業員や来てくれる客も含めての健康と命を守るための取り組みであり、ご理解してほしい。政府としても広報していきたい」と述べました。

西村大臣は14日、東京都の小池知事らと会談し、ガイドラインの周知への協力を求めることにしています。

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